自己紹介で好印象を与え一気に距離を縮める方法

   

 

春は新しい出会いがある季節、
『自己紹介』をする機会も多く、

好印象を与え
新たな人間関係の
第一歩にしたいですよね。

 

そこで好印象を与える
自己紹介のちょっとした
コツをご紹介します。

あなたの人脈を広げる
ポイントとしてお役立てください。

 

 

評価は話の内容ではなく

 

 

私たちは会話するときに、
『何を話すべきか』ということが
とても大切だと思いがちです。

とくに面接や合コンは「一回勝負」が
ほとんどですから、気合を入れて、

「気の利いたこと」「立派なこと」
などを言わなければと構えてしまいます。

 

ビジネスにおいても
次の展開につなげるために
自己紹介の仕方が勝負だと思いがちです。

 

しかし、第一印象で「何を話したか」
というのは、さほど重要ではない
という調査結果が出ています。

 

それよりもむしろ、
容姿、服装のセンスなどの、
「ぱっと見たときの印象」が重要で、

次に、しぐさや表情を含めた
「話すときの印象」とつながります。

 

つまり、「何を話したか」よりも、
『話すときの雰囲気』によって

人の第一印象は、
ほぼ決まってしまうのです。

 

なぜ、話の内容となると
「うろ覚え」になってしまうのかは、

外見や話すときの雰囲気というものは、
『感覚として受け入れる』ものであり、

自分の目や耳から、何の抵抗もなく
インプットされてしまいますが、

『話す内容』というのは、
それを理解するために自分の脳を
働かせなくてはならず、

相づちを打つのにも
エネルギーが必要となり、

無意識のうちに面倒なこと
だと思うことが

あまり印象に残らない
理由でもあるのです。

 

 

伝えたいことを絞る

 

 

ダラダラと自分の話ばかりだと
自己主張が強い人だと
思われてしまいます。

一度にたくさんの話をすれば
相手も混乱してしまい、

最悪、間違った内容で覚えられて
悪い印象を残すことになってしまいます。

 

そこで、
伝えたいことを絞ってみましょう。

その際、人が無理せず覚えられる
最大の数である3つが適しています。

たとえば、
・名前
・趣味
・出身地
などといった具合に絞れば、

簡潔で分かりやすい
自己紹介になります。

 

そして、最後に「仲良くしたい!」と、
思ってもらえるようなひと言を

つけ加えるだけで爽やかな印象を
与えることができます。

 

人は自分に好意を持つ人に対しては
好意を抱く傾向、『好意の返報性』があり、

相手も仲良くしようと思ってくれます。

よいイメージを相手に持ってもらうことが、
好印象得る秘訣にもなりますので、
この方法はかなり有効的です。

 

 

共通点を探す

 

 

人は類似していることを
好む傾向にあり、

初対面の場合、話題にしやすい
出身地や出身校が同じであることや、

趣味や好きなスポーツなどが、
類似していることのが、
大きな役割を果たします。

 

この安心感、安定感こそが、
心の底から好意を生じる
ベースとなります。

特に、同郷であるという意識は、
初対面であっても、

年齢や性別が異なっていたとしても
一気に、互いに旧知の親しさを
感じさせるものです。

 

私たちは未知の人に対しては、
とかく不安感や警戒心を
抱きがちですが、

同郷者にはその防衛的感情が
生まれないため、

初めから親しく感じられ、
その一体感が好意につながるのです。

 

 

名前を呼ぶ



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一方、仮に共通点がなかったとしても
互いの距離を近づける方法があります。

意識して相手の名前を
呼ぶようにしましょう。

 

男性が女性を誘うときに、
どのようにすれば成功率が高まるか
ということを調べた実験では、

相手の名前を呼んだときは成功率が高く、
呼ばなかったときは成功率が低かったのです。

 

自分を名前で呼ばない相手は、
自分のことを個人としてではなく、

大勢の中のひとりとして扱っている
と感じてしまうからです。

 

人は誰かに名指しされてはじめて、
「個人」としての自分を認識します。

名前を呼ぶことで、
相手は「個人」として、
集団の中から
強引に引っ張り出されます。

 

「その他大勢の中の私」対「相手」
といった意識から、

「私」と「相手」というような
意識に変わるのです。

 

人は自分ひとりの個人として
扱われると、

相手に対する責任感が生じ、
何かをお願いしても
依頼を断りにくくなるのです。

 

 

 

率先して笑う

 

 

初対面の雰囲気を
柔らかくするために、

自分から率先して
笑うのも効果的です。

大げさに声を出して笑えば
自然と相手も楽しくなってきます。

 

テレビのバラエティ番組などでは
笑い声が流れてくることがあります。

実際、観客が笑っていなくても
あらかじめ用意しておいた
笑い声を流すだけで

視聴者はつられて笑ってしまう、
というデータに基づき
行われていることなのです。

 

他人の笑い声を聞くと
人は自分も楽しくなってきます。

他人を楽しませるためには
自分から積極的に笑えばいいのです。

そうすれば相手もつられて笑って、
雰囲気はグンとよくなるはずです。

 

 

本当に頭のいい人は

 

簡単なことを
やたら難しく話す人がいます。

専門用語を並べ立てて、
早口でまくし立てられれば、

聞いている方は当然、
わけがわかりません。

 

意地悪くとれば、
まるでわざと、話の内容を
知らせないようにでも
しているようです。

それとも、「頭のいい人」だと
思われたいためなのでしょうか。

 

しかし、本当に頭のいい人、
また、相手のことを思いやれる人は、

難しい言葉を使った話し方をしません。

誰にでもわかるように、
簡単に説明することができます。

 

人より抜きん出たいという
思いが強いと、

とかく難しい言葉を
使ってしまうようです。

 

しかし、人から好かれたいのなら、
会話で相手を負かしたり、
自分を偉そうに
見せたりする必要はありません。

 

専門的な話を
しなくてはいけないときにも
相手の目線に立って、

できるだけ簡単で、
わかりやすい言葉で話すように
心がけましょう。

 

相手と同じ言葉で話すと、
その分、親しくなれます。

 

 

名刺の交換の際にも

 

ビジネスでは
相手に自分をアピールする
絶好のアイテムに
『名刺』という便利なものがあります。

 

ところがその便利なものを、
「物」と思ってしまった瞬間から、
扱いがぞんざいになってしまいます。

名刺は相手の「顔」だと思って、
丁寧に扱いましょう。

 

もらってすぐ、相手の目の前で
日付や気づいたことを書き込むのは

相手の顔にデータを、
書きつけるようなもので、失礼です。

その場でなく、後で記入しましょう。

もらった名刺をテーブルに置いて
話をする際にも、

その上に書類を置いたり
はずみで逆さになったりしないよう、
気をつけましょう。

 

相手が繊細な人ならば
自分の上に重たいものを乗せられたり
転がされて逆さになったような
感じを抱くかもしれません。

 

しかし、名刺を本人そのものだと
想う気持ちがあれば、
ぞんざいに扱うことはなくなるでしょう。

 

そして、自分の名刺が
丁寧に扱われるのを見た人は、

その礼儀正しさと気配りを嬉しく思い
信頼感を抱くでしょう。

 

 

相手に好かれることは
ほんの小さな気配りがほとんどです。

姿勢を正して笑顔を添える・・・
難しく考える必要はありません。

 

出会いがステキな絆に
つながりますように・・・

 

 

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