Lily日々のカケラ著者石田ゆり子に真似したい上手な歳の重ね方や自然さ

      2018/08/05

 

 

今、女優 石田ゆり子さん(48)の
フォトエッセー
『Lily ―日々のカケラ― 』(文芸春秋)
が大好評です。

 

2018年1月下旬の発売直後から、
売り切れとなる書店が続出。
2月中旬には累計発行部数
20万部となるベストセラー本に。

 

 

生きにくさを感じる社会で

 

 

日本は概ね、
女性が年齢を重ねるのが
難しい社会です。

若い頃はちやほやされるけれど、
年とともに活躍できる場所が
狭まって年齢という壁だけが
重たくのしかかってくる・・・

 

そんな中で石田さんは、
年を重ねるごとに
仕事の場を広げていっています。

 

エッセイは40代女性を
中心に人気が広がっていますが、

綴られている石田さんの暮らしは
丁寧で健やかで、
日々心地よく楽しそうなこと。

 

それは老若男女問わず、
誰にでも生きにくい社会を
肩肘張らずに自然と
生きていくヒントが

散りばめられているのが
人気の秘密かもしれません。

 

 



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魅力再発見

 

石田さんの
女優歴は長いですが、

注目を集めるきっかけとなったのは、
2016年10月にTBS系で放送され
大ヒットドラマとなった
『逃げるは恥だが役に立つ』

主人公の叔母のキャリアウーマンを演じ、
「大人かわいい」役柄とともに
支持されたことや、

毎回の彼女の名言が同世代を中心に
あらゆる女性の共感を呼んだからです。

 

 

50歳は、虚しいの?

 

 

ドラマの中でのセリフに
全女性に向けた言葉があります。

「50歳にもなって、
虚しくなりませんか」と言われ、

ドラマの中で
土屋百合(石田ゆり子さん)が
語った年齢観・・・

 

 

『呪いをかけないで』

 

私が虚しさを感じることがあるとすれば、
あなたと同じように感じている女性が
この国にはたくさんいるということ。

 

いま、あなたが価値がないと切り捨てたものは、
この先あなたが向かっていく未来でもあるのよ。
自分が馬鹿にしていたものに自分がなる・・・

 

それって辛いんじゃないかな?
私たちの周りにはね。
たくさんの呪いがあるの。

 

あなたが感じているのもその一つ。
自分に呪いをかけないで。

 

そんな恐ろしい呪いからは
さっさと逃げてしまいなさい!

 

 

フォトエッセーあらすじ

 

女優 石田ゆり子が日々、
大切にしているのは、
とてもささやかなこと。

心地よい空間に身を置く。
からだの声をきく。
人と比べない。

変化を恐れず、切り口は新しく。
ユーモアを忘れず、
いまを楽しむ・・・

あたりまえかもしれないけれど、
そんなささやかなことの積み重ねが
〈いまの石田ゆり子〉を作っています。

 

石田流哲学&美学・・・

そこに上手な歳の重ね方や

自然さ、心地よく生きる
細やかな技が潜んでいます。

 

大好きなものなどについて
綴った21編のエッセイ、
正直に語ったロングインタビュー。

美の秘訣やお気に入りレシピなど
全編撮り下ろし、書き下ろし。

同居人(猫)ハニオとタビの
成長日記のおまけつきの、

やさしくて、
とびきり楽しい1冊です。

 

 

来歴

 

 

石田 ゆり子 女優 (本名:石田 百合子 )
1969年10月3日 東京都出身。

1988年11月NHKドラマ『海の群星』
女優としてデビュー。
その後、ドラマや映画など幅広く活躍。

 

主な出演作品は、
映画 『彼女が結婚しない理由』(1992年)
『北の零年』(2005年)にて
第29回日本アカデミー賞
優秀助演女優賞を受賞。

ドラマ『不機嫌な果実』(1997年)ドラマ初主演。

アニメ映画『もののけ姫』(1997年)では、
ヒロイン サンの声優を務める。

女優の石田ひかりさんは妹。

 

 

 

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