整理整頓のコツものが捨てられない人の片付け術

      2018/03/25

 

 

ものを整理できず、
なかなか片付けが進まないときは、

本当に『もったいない』のは
何かを考えながら、
ものを減らしていくのがポイントです。

 

『もったいない』とは元々、
仏教用語で、

勿体(ものが本来持っている価値)
がないということです。

 

ものの価値が発揮されない状態が
本当の『もったいない』なのです。

 

ものを減らすことができれば、
本当に大切なものだけが活用され、

あらゆる物事を生かす
スタートになるのです。

 

本当に『もったいない』のは
何なのか、考え直してみませんか?

それがあなたの片付けの
基本となるでしょう。

 

 

置くという意識の改善

 

 

整理整頓が苦手な人は
大きく分けて、
以下のような人です。

 

・先送り型
・迷走・挫折型
・リバウンド型

 

片付けてもすぐに書類の山が
できてしまうような場合は、
リバウンド型の人です。

 

それを改めたい場合は、
いつの間にか行っている
自分自身の行動習慣に
気づくことが大切です。

 

理屈では分かっていても、
ついやってしまう行動は何か・・・?

という質問を
常に自身に投げかけてみましょう。

 

たとえば、
読んだ雑誌をそのへんに置く。
会議で配付された資料を
机の上に適当に積み重ねる。
宅配の受け取りの印鑑を
そのまま受け取り品と一緒にしてしまう。

 

など、見直したい行動習慣が
みえてきたら、その一つひとつを
『真逆』に置きかえてみるのです。

 

読み終わった雑誌は
すぐにストッカーにしまう。
会議の資料はすぐファイリングし、
所定の場所にしまう。
印鑑は元にあった場所に戻す。

 

などのように、
反対の内容に変換するのです。

 

この真逆の行動を今日、
この瞬間から3週間
続けてみてください。

 

そうすれば、
自然と習慣になってきます。

その目安となるのが
約3週間なのです。

 

真逆の行動を習慣にする
コツは、
欲張らず、ひとつの行動に
絞って取り組むことです。

 

何か新しいことを
始めようとして
気持ちが高揚していると、

 

勢いで複数のことを
やりたくなるのが人間ですが、

 

ひとつの行動を
愚直に続けることが
長続きの秘訣なのです。

 

また、
習慣化を成功させるには
「簡単かな?」と思える
行動に取り組むことです。

 

帰宅後は玄関で靴をそろえるなど、
すぐできる行動を選ぶことで

成功体験が増え、
片付けへの
苦手意識が軽減するのです。

 

行動は毎日取り組める内容に
しましょう。

 

繰り返し行うことで、
次の新しい習慣をより楽に
身につけることができるからです。

 

 

整理整頓のコツ



スポンサーリンク

 

 

■3種類に分別する

まずものを
「必要なもの」「保留するもの」
「処分するもの」の3種類に
分けることから始めます。

 

ものを減らすためには
思い切って捨てる選択を
するわけですが、

現段階で迷ってしまったら、
とりあえず保留に入れておき、
定期的に見直すようにします。

 

そして1年経っても、
1度も使っていなければ
不要なものだといえるでしょう。

 

■ものへの執着を捨てる

いつか使うかもしれない。
何かに役に立つかもしれない。
もったいないから。

 

などの理由から、
ものを必要以上に
溜め込んでしまっているは、

後で後悔したくないという
恐怖心からくる行動です。

 

しかし、そのように感じたものは、
実は二度と使うことがないもの
である可能性が大です。

 

もったいないから
捨てないという考えから、

大切なものだけに
囲まれて生活する方が
精神的にも安定するのです。

 

■収納グッズを活用する

必要なものと不要なものとの
分類できたら、

今使うものを、しまっておく
という感覚で

収納グッズなどを使って
片付けを行いましょう。

 

100均のグッズなどが便利ですが
くれぐれも買い過ぎないよう、

サイズなどをきちんと測って
目的に合うものだけを
購入しましょう。

 

 

片付けを成功させる考え方

 

 

なかなか片付けが進まないときは、

本当に「もったいない」のは
何かを考えながら、
ものを減らしていくのがポイントです。

 

うまくものを減らすことができれば、
『もの』『スペース』『チャンス』
が有効に活用され、

仕事などの効率や能力アップにも
つながります。

 

たとえば、
書類を捨てられなかった場合、

書類そのものが活用されずに、
引き出し等などの
肥やしになっていること(=「もの」

 

引き出しなどが死蔵書類をしまうための
場所となっていること(=「スペース」

 

書類に埋もれて必要な1枚が
すぐに見つからず、時間をロスしたり、
次の仕事につながらないこと(=「チャンス」

 

などというように、
『もの』『スペース』『チャンス』
の3つが死んでいる
ということになるのです。

 

それはすなわち、
『あなた自身』が生かされなかった
ということです。

 

そうならないために
片付けという意識を持って
ものを減らすことができれば、

 

本当に大切なものだけが活用され、
スペースも有効利用され、

 

あなたはいろいろなチャンスに
恵まれて能力をフルに
発揮できるようになるでしょう。

 

 

 - ライフハック , , ,