アイコンタクト好印象の視線のかわし方

      2018/03/25

 

対人関係における『視線』は、

常に、見る・見られるという、
相互関係にあります。

 

つまり、
表面に出てくる表情や言葉、
動作の裏には、

 

隠された心の動きが、
表現されているものなのです。

 

その証拠に、

心の中で相手を嫌っていたり
不快に思っていたりすると、

 

無意識にその人を
見ないようにします。

 

逆に好意をもっていれば、

その気持ちを伝えようと、
視線を送る回数も増えるのです。

 

 

相手を見つめるというのは・・・

 

 

まったく知らない間柄においては、
他人からジロジロ見られると、

不快に感じるものです。

 

なぜなら、
相手を見つめるというのは、

好意の表現であると同時に、
敵意や競争心の表れでも
あるからです。

 

動物の世界では、
相手を見るということ自体が、
すでに攻撃を意味しています。

 

これが人間の場合ですと、
仮に他人と視線が
ぶつかったとしても、

すぐに目を伏せて
視線を外してしまいます。

 

もしそらさなければ、
相手を不快に感じさせたり、
敵意を引き起こすことにも
なりかねません。

 

ただ、異性間においては
ある種の感情を抱いている場合も
あるのです。

 

 

人間関係においてのアイコンタクト



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人が会話をする際、
相手を見ている時間というのは

 

一般に会話全体の
約60%とされています。

そして相手と目が合う時間は
会話全体の約18%で、

 

相手の顔を見る時間は
1回につき約3秒

お互いに目を合わせる時間は
1回につき1.5秒程度
過ぎないのです。

 

もし、
子供の頃などに注意された
「相手の目をきちんと見て
話をしなさい」
という言いつけを守って

 

1.5秒以上の時間、
相手の顔を見続けるのなら
心理的プレッシャーが
生まれてしまいかねないのです。

 

しかしながら、相対的に
アイコンタクトの多い人、
よく目をみて話す人の方が
好感をもたれます。

 

と同時に、知的で能力があると
判断されることもわかっています。

一方、すぐに目をそらす人は
ナーバスな印象を与えます。

 

 

熱い眼差しの真相は・・・

 

 

人は感情を込めるときに、
凝視する時間が長くなるのですが、

情動の強さを伝える方法は、
感情の種類によって違ってきます。

 

悲しみの表情は、
視線が下に向くほど悲しく見え、

怒りの表情は、
真っ直ぐな視線ほど強さを与えます。

 

ほほえみの表情では、
凝視の度合いが強ければ、強いほど、
好意的に見えるのです。

 

恋愛感情の伝達においては、
相手をじっと見つめたまま、
愛を告白する方が想いが伝わりやすく、

もちろん敵対の場合も同じで、
凝視した方がより敵意が伝わります。

 

顔の表情が感情の種類を
伝達するのに対して、

見つめるという行為は、
感情の強弱を伝えるものなのです。

 

また、
男女で会話をしている場合、
目が合ったときに
先に目をそらすのは、
たいていが女性です。

 

男性は特定の女性から、
見つめられれば見つめられるほど、
相手の女性のことを好きになり、

 

逆に女性の方は、
特定の男性から
何回も見られたからといって、
好きになるとは限らない
という結果が出ています。

 

ついでに・・・

ウソをついたときに
視線が宙を泳ぐのが男性で、

逆に女性は
「私の目を見て!
私がウソをついていると思うの?」
と、凝視してきます。

 

 

 

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