【名刺交換】好印象を与えるマナーと有効活用
2018/03/25
ビジネスパーソンにとって
名刺はまさに
自分の分身のようなもの。
効果的な自己PR手段ですから
自分をアピールするために
名刺自体に工夫を凝らすのも
効果がありますが、
名刺交換のやり方にも
気を配る必要があります。
好印象を与える名刺交換
先方の顔を見てから名刺を
モゾモゾ探し始めるのは
いい印象を与えません。
あらかじめ名刺入れを
手元に用意しておき、
すぐに取り出せるように
しておきましょう。
そして目下、あるいは
訪問者の方から相手に近づき、
先に名刺を出します。
応接室などで
テーブルを挟んだ場合、
その距離によって
心理的障壁ができてしまい、
親しい雰囲気をつくれません。
なるべくテーブル越しを避けて
回り込むなどして
相手の側で差し出しましょう。
名刺は両手で手渡し、
受け取る際も
「頂戴いたします」と言ってから
両手で受け取ります。
そして「○○様ですね」と
相手の名前を
名刺を見ながら復唱し、
確認しましょう。
読み方が分からなければ、
このタイミングで聞く分には
失礼にあたりません。
名刺をしまうタイミング
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受け取った名刺は、
すぐに名刺入れにしまわない
ようにしましょう。
名刺入れの上にあわせて持ち、
テーブルがある場合は、
着席したらすぐに、
商談などの邪魔にならない
位置に名刺入れ、名刺の順に
積み重ねておきます。
相手が複数で全員の名前を
覚えられないときは、
テーブルの上に、
相手が座っている順番に並べると
顔と名前が一致して、
覚えやすくなります。
名刺をしまうタイミングは、
基本的に、相手の名前を
覚えるまでですが、
名刺入れにしまう動作は、
商談などがそろそろ終わる
というときの合図になります。
相手を敬う気持ちを込めて、
相手が名刺入れにしまってから、
こちらも名刺入れに入れると
いいでしょう。
また、書類や資料が多くて、
名刺を並べると邪魔に
なってしまうようなときには、
「失礼します」と声をかけ、
名刺入れに入れて
ポケットに入れても構いません。
ただ、女性の場合は、
名刺入れに入れ、
バッグの中に入れるのは
できるだけ退出時にします。
名刺にメールアドレスが書かれていた場合
もらった名刺にメールアドレスが
書かれていた場合、
あなただったらどうしますか?
・とりあえず登録だけは済ませるが
メールは送らない。
・できるだけ早く登録して
すぐに挨拶のメールを送る。
・データを送る機会がやってきたら
そのときに登録する。
この場合、デキる人は、
『即・登録。即・挨拶メール』
の行動をとります。
挨拶の文面は・・・
「本日はお忙しいところ、
お時間を頂戴し、
誠にありがとうございました。
先ほど頂いたお名刺に
ありましたメールアドレスを
さっそく登録させていただきました。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます」
あるいは簡単に
「本日はありがとうございました。
これからもよろしくお願い申し上げます」
といったものでもいいでしょう。
素早い登録と、素早い挨拶は
その人のビジネススキルの高さや
その行動力に前向きさを
感じさせます。
せっかく相手のメールアドレスを
ゲットできたのですから、
それを使わず放っておくのは
宝の持ち腐れというものです。
自己アピールのアイテムとして
十分に活用すべきです。
またメールアドレスは
一文字で間違っていれば
届きません。
いざメールを送る必要が
出てきたときに
慌てて登録したのでは、
万が一登録が
うまくいかなかった場合
出遅れてしまい、
それが致命傷ともなりかねません。
そのため挨拶メールは
できるだけ早いうちに送りましょう。