コーピングですぐできる!体と心を鍛える簡単な方法
2018/03/25
世界的に見て、
日本の生活水準というのは
豊かになってきているのに
なぜか人の心は疲弊しています。
その原因が
残業、満員電車、上司の叱責、
仕事のミス、家庭内の出来事、
人間関係・・・
あらゆるものがストレスとして
心身に負担をかけています。
それらのストレスを軽減させ
あらゆる状況に負けない
心を作る方法、
心がトレーニングできれば
人生はうまくいきます。
認知行動療法を応用し、
誰でも、どこでもできる
ストレス対処法
『コーピング』をご紹介します。
目次
中心軸直しトレーニング
お風呂上がりなどを利用して、
できれば裸のまま
全身を鏡で見ます。
頭を糸で天井に引っ張られている
イメージで背筋を伸ばし、
両足に均等に体重を乗せます。
背筋、頭、肩、両手、
全身のゆがみをチェックし、
バランスをとります。
次に、かかとを上げて
つま先立ちの背伸びをします。
5秒間キープし、
5秒たった後、自分の身長が
5センチ伸びたイメージを
持っておきます。
そして背筋のひとつひとつ
骨の間が空いているような
意識で立つ感覚を覚えましょう。
姿勢のゆがみと
バランスをチェックして
中心軸を直せば、
リラックス効果も生まれ、
自分に自信が持てます。
朝に体を作る
今日、これから
自分という人間の体を動かす
エネルギーを満タンにする
イメージで朝食を食べます。
背筋をまっすぐにし、
骨盤の上に胴体をしっかりと
乗せます。
「食べると、元気が出るなぁ」
と思う健康的なイメージを
持つだけでも元気になります。
朝にこういう体を作るかで、
出せるエネルギーが
違ってきます。
歩くだけ健康な筋肉は手に入る
大股で膝を伸ばし、
胸を張るために
肩甲骨を後ろに乗せたまま
歩いてみましょう。
頭のてっぺんから糸で
釣り上げられるイメージで、
歩いている最中は
ずっと腹筋を縮めておきます。
この歩き方をマスターすれば
歩くだけで健康に必要な
筋肉が培われます。
移動するときに体のバランスを整える
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通勤電車を使っている場合は
つり革を持つ手を意識します。
いつも右で持っていれば
左に変えてみると、
身体のバランス能力が養えます。
階段を上がるときは
常に中心軸を意識して
左右に重心をブレさせない
ようにすることで、
筋に負担をかけずに
階段の昇降動作に必要な
筋だけを有効に使えます。
運動不足は日々の身体調整で解消
仕事などで
同じ姿勢を保っている場合、
1~1時間半の間には
席を立ち、伸びをしたりして
体を動かしましょう。
そのとき、体の血液の循環を
よくすることをイメージします。
また、パソコン作業が多い場合、
前上半身ばかり使ってしまうので
肩甲骨を動かすストレッチや、
肩を回したりしましょう。
トイレに立ったときに
屈伸運動をしたり、
移動の際はエレベーターではなく、
階段を利用したりと、
事あるごとに体を動かせば、
日々の運動不足は
些細なことの積み重ねで
解消できるのです。
一日の疲れはその日でリセット
帰宅途中や帰宅後に、
自分が眉間にシワを
寄せていないか、
肩が凝っていないか、
自分の体や表情をチェックします。
疲れているときは
眉間にシワを寄せて、
怒ったような表情に
なってしまうこともありますが、
それでは余計に疲れを
溜めてしまいます。
顔をマッサージしたり、
肩を上げ下げ、回したりして
血液の循環をよくしましょう。
できるだけお風呂には
ゆっくり入って、
体の疲れは
その日のうちに取ります。
そして就寝時は
ベッドで伸びをしながら、
「あー、気持ちいい。
体を伸ばすと気持ちいいなぁ」
と思うようにします。
特に重力で縮こまっている
背骨のひとつひとつを
開くようなイメージで
やってみましょう。
顔の運動ひとつで心をリセット
運動が嫌いでも
顔の運動なら簡単にできます。
その方法は「とにかく笑う」
笑顔は実に簡単で
そして有効性のある対処法です。
笑い方は「あははっ」と
声に出すものではなく、
「ニッ!」と口角を上げて
笑顔をキープします。
できれば鏡の前で
その笑顔を自分自身に
見せるのが秘訣です。
その状態のまま
「こんなこと、たいしたことじゃない」
「さっさと終わらせせよう」などと、
ポジティブな言葉を
自分に言い聞かせましょう。
嫌なことがあったとき、
落ち込んだり、プレッシャーに
押しつぶされそうなときには
鏡の前に立ち、
独り言を言いながら
笑ってみましょう。
単純な方法ですが、
緊張に立ち向かわなければ
ならないときなど、
自分に気合を入れる
この対処法の効果は絶大です。