阪急うめだ本店ギャラリーにて井上直久の個展開催!ジブリの背景画やイバラードって?

      2018/07/15

 

1995年公開のスタジオジブリ映画
『耳をすませば』の背景美術制作を
担当したことで知られる

 

画家 井上直久の個展、
『ふしぎな国 イバラード 井上直久の世界展』
2018年5月30日(水)~6月4日(月)

 

大阪 阪急うめだ本店9階の
阪急うめだギャラリーにて開催されます。

 

 

 



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「イバラード」とは

 

架空の幻想世界ではなく、
今も目の前に広がる現実世界・・・

 

そして井上直久氏は続けます。

 

『ずっと描いてきた心象風景をある時、
自分の住む茨木の地名から
「イバラード」と呼ぶ事にしました。
日常である空の色や風の音、いつもの帰り道。
ああここはイバラードなのだと、ふと思い返すと、
周りのすべてのものがキラキラと光りだし、
この世は驚きと喜びに満ちていることに
気付かされます。すべての人にある、
あたたかく懐かしい景色をどうぞご覧ください』

 

 

ジブリ作品「耳をすませば」の背景画

 

1995年、映画「耳をすませば」(スタジオジブリ作品)
の背景美術制作を担当。

 

「耳をすませば」の制作準備前、
宮崎駿氏が井上直久氏の東京での個展に
ふらっと訪れたことがきっかけで、制作に参加。

「イバラード」が主人公の月島雫が生み出す
空想物語の世界の元になりました。

 

以降、2006年に宮崎駿氏が監督を務め、
三鷹の森ジブリ美術館でしか上映されていない
短編映画「星をかった日」への原作提供など、
さまざまな形でスタジオジブリとの
コラボーレーションや協力を行われています。

 

 

アーティストの50年の歩み

 

2004年より中学校教科書、
国語(教育出版)
美術(光村図書、日本文教出版刊)に
採用され、

偶然の形や色から発想し、
描かれる空想の世界の代表的な作家として
作品とその描き方が紹介されました。

 

画業50年 、
心の景色「イバラード」を描き、
古希を迎えた井上直久氏。

 

その発想を育んでくれた茨木もまた
記念すべき市制施行70周年。
郷土への感謝と共に、

秘蔵の初期作をはじめ立体・陶彫、
スケッチや映画、
「耳をすませば」(スタジオジブリ)
などの関連作品、

未発表作品から
最新の大作に至るまでが
一堂に展示されます。

 

 

■開催概要

「ふしぎな国 イバラード 井上直久の世界展」
開催期間:2018年5月30日(水)~6月4日(月)
会場:阪急うめだ本店 9階 阪急うめだギャラリー
時間:日~木曜日 10:00~20:00、金・土曜日 10:00~21:00
※最終日は18:00閉場

 

 

 

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