読書マラソンを取り入れた読書習慣のつくり方!文章を書く能力の上げ方についても

      2018/07/15

 

 

本を病院でもらう「薬袋」に入れて売る
学芸大生協の『本の処方箋』が好評です。

 

東京学芸大学大学院教育学研究科の
MarinaTanaka(@marina_mimicry)さんが、

本が『内服薬』風の袋に入れられて
販売されている様子を
Twitterで公開しました。

 

 

 

本の処方箋

 

「学芸大学の本屋では、
本が内服薬として売られています」
という声に、

 

「中身がわからないのが楽しい」
「この販売方法はいいアイデア!」
「これこそ内服薬 よみクスリ」
とアイデアを称賛する声があがっています。

 

 

パッケージには
「用法:1日○回×日分」という
薬袋定番の文言や、

本によって違う「効能」、
一言コメントなどが書かれており、
本を楽しみながら手に取る
工夫がされているようです。

 

この取り組み、『本の処方箋』は、
大学在学中の読書100冊読破を目指す
『読書マラソン』を推進する
リブラ(東京学芸大学読書マラソン委員会)が
行っている活動の一環のようです。

棚自体は6月5日に
入れ替わってしまうそうですが、
学校関係者以外の一般の方でも
購入できるそうです。

 



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読書の効能

 

本を読む理由には
さまざまなものがあるかもしれませんが、
本には『自分の気持ちに火をつける』
ためのものもあります。

本には音楽と似たとこがあり、
面白い本を読むと、気分が上がります。

 

たとえば、スポーツの場合、
練習方法や成功体験が
たくさん書かれた本や専門誌を読むと、
それだけで気分が高揚して
やる気が出てきたりするのです。

 

それを習慣と結びつければ
自然と本を読む「クセ」が
ついてきます。

 

 

本を読むべき理由

 

本が読めない理由に、
「仕事が忙しくて時間がない」
という言い訳を
使っていないでしょうか?

しかも正しくは、
「本を読まない理由」です。

 

自分の時間の中に
はじめから「その時間」は
入っていないにも関わらず、

時間がないことを
言い訳に使ってしまうのは
本を読まないことへの
後ろめたさのようなものが
あるのかもしれません。

 

しかし、本を読む時間を
意識して自分の中に入れなくても、
習慣として自然と
入っていればいいだけです。

 

そのためにも本を読むべき理由を
明確にしなければならないのですが、

それは非常に簡単なことで、

本には、『人間ひとりの一生では
体験できないことが
たくさん詰め込まれている』からです。

 

 

文章を書く能力を高める

 

文章を多く読むということは、
知らず知らずのうちに、
文章を書く能力を上げる側面もあります。

 

文章を読む力、『読解力』が高まると、
物事を頭の中で整理することが
訓練されます。

 

そうやって物事が
頭の中で整理されると、

何かを相手に伝えるときなどに、
きちんと整理して話すことが
できるようになります。

そして文章も同じように
整理して書くことが
できるようになるのです。

 

ただ好きなジャンルの本を
読むだけでも、
思考能力や表現力が高まってきます。

出版されている本は
第三者に読まれることを前提に、
別の場所で説明する必要のない
書き方がなされているはずです。

 

書籍として商品になり、
書店に並ぶまでに
幾人もの人の目に触れ、思考に触れ、
不鮮明な表現などは直され
よりわかりやすくなっています。

 

だからこそ、ジャンルを問わず
どんどん読んでみましょう。

どんどん読んで、
その表現力をなどを吸収する。

読書は読解力がつくと同時に
社会人としての
表現力も高まるのです。

 

 

どんな本を読んでいいかわからないときに

 

本を選ぶ場合は
できるだけ書店に足を運んでみましょう。

 

本を読むべき理由がわかっても、
自分がどんな本を読めばいいのか
迷っているなら、

まずは書店に行って、
棚に並んだ本の背表紙に書かれた
タイトルを眺めます。

 

そうすれば、
自分の読んでみたい本が
かならず1冊は見つかるはずです。

書店に行く効用は
単に読みたい本を見つける
だけでなく、

棚の配置、平台コーナーの展開、
キャンペーンにより、

書店がいわば
『時代を映す鏡』であることに
気づかされるところにあります。

 

また、棚に並んだ本のタイトルは、

今、「旬な人」「旬な場所」
「旬な勉強法」など・・・

それ自体がさまざまな情報を
投げかけてくれます。

 

そのひとつが目にとまったなら、
帯に書かれたキャッチコピー
目を通してみてください。

そこはその本のエッセンスが
ギュっと濃縮された場所です。

 

すると、
本のタイトルが物語る方向が
より明確になるはずです。

そうやって本を眺めるだけでも
時代を伝える「ミニ・コラム」
たっぷりと読むことに
なっているでしょう。

 

読書マラソンを
1年の読書計画に取り入れて
1年間に読む目標にしてみましょう。

 

もうあなたは本を読まずには
いられない・・・

 

あなたの『本の処方箋』に
「読みすぎ注意」のひと言が
付く日はそう遠くないかも
しれませんね・・・

 

 

 

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