ダイドーのレンタル傘の設置場所は?返却についても
2018/07/11
急な雨に備え、自動販売機に
傘を設置して無償で貸し出す
「レンタルアンブレラ」が
全国に広がっています。
取り組みを始めたのは
大阪の飲料メーカー
「ダイドードリンコ」で、
2015年10月から試験的に
大阪市で始めた取り組みは、
現在16都道府県で実施されています。
ダイドー自動販売機の「傘を無料レンタル」サービスにJR東・西が協力 忘れもの傘を提供 https://t.co/HzDcFDf3HN pic.twitter.com/Qluero1K9z
— ねとらぼ (@itm_nlab) 2018年6月5日
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レンタルアンブレラ
自動販売機の側面に
「レンタルアンブレラBOX」
を設置し、備え付けの傘を無償で
貸し出すという取り組みで、
貸し出される傘は
電車や駅に忘れられたもので、
忘れ物の中で最も多く、
保管場所に苦慮している私鉄各社や
JR西日本、東日本から譲り受け、
自社ロゴを施すなどして再利用しています。
その取り組みがSNSでも話題になり、
「いいアイデア」
「よく通る道にこんな優しさがあったなんて!」
などとコメントが寄せられています。
そのレンタルアンブレラですが、
実際、見たり借りたりしたことはありますか?
設置されているのは
地元に密着した商店街内の自販機や、
オフィスの敷地内の自販機に設置
されているようです。
その2つが返却率が高いロケーションで、
返却率は70%で、
逆に返却率が悪くなるのは、
「返したいけど同じ場所を通らない」
という理由が大きく、
そのため、観光地や繁華街など、
一度訪れた人が再度訪問する
ことのない場所は返却率が低いため、
積極的には設置していないとのこと。
もちろん、同じ場所でなくても
返せるように、本来レンタルBOXは
7本がマックスプラスもう1本入る部分があるので、
実際にも最大8本傘が入っていたことも
あるようです。
そして傘を借りたからといって
飲料の購入が必須というわけでは
ありません。
企業の方でも
売上アップを目的にしている訳でないので、
売上への効果検証は実施していないとのこと。
シェア(共有)という考えが広まる
時代の流れにうまくはまって
人気が広がっているのかもしれませんね。
憂鬱な梅雨の季節の今、
雨降りにこんな気遣いを見つけたら、
気分だけでも晴れるかも・・・
そしてまだ、
傘を利用した取り組みが・・・
カラフル傘が傘を彩る梅雨のイベント
星野リゾートは、
梅雨の季節に向けて
傘を使ったイベント、
『軽井沢アンブレラスカイ2018』と
『八ヶ岳アンブレラスカイ2018』を
それぞれ開催して
「梅雨を楽しむ」取り組みがされています。
星野リゾート“カラフル傘が空を彩る”梅雨イベント軽井沢&山梨で開催 – https://t.co/55DaZMWtF2 pic.twitter.com/VKVfA0sa75
— Fashion Press (@fashionpressnet) 2018年5月16日
軽井沢アンブレラスカイ2018
日帰り商業施設
「軽井沢星野エリア ハルニレテラス」にて
2018年6月1日(金)~7月1日(日)まで開催。
100本のカラフルな傘が
軽井沢星野エリア ハルニレテラスを彩り、
晴れの日には、半透明の傘を日差しが透過して、
ウッドデッキに浮かび上がる幻想的な光が楽しめ、
雨天の日には、雨の日にだけ現れる
模様が見られるほか、
しっとりと濡れたウッドデッキが
水鏡のようになる姿も体感できます。
また、雨にまつわる
スイーツやコーヒーとして、
「イル・ソーニョ」では
アイスクリームを傘の形の
スポンジケーキで包み込んだ
「アンブレロ・デ・ファータ(妖精の傘)」
「丸山珈琲」では雨の日を思わせる
しっとりした香りと、
晴れの日のような爽やかな味わいの
「アンブレラスカイブレンド」を販売し、
「ギャラリー樹環」や「ナチュール」では
傘や日傘の販売もあります。
八ヶ岳アンブレラスカイ2018
リゾートホテル
「星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳」にて
2018年6月9日(土)~7月8日(日)まで開催。
傘を使ったイベントは今年が初開催。
ホテルのコンセプト「ワインリゾート」
にあわせて、
ワインを想起させる
グラデーションカラーに染め上げた
300本の傘が通りを彩ります。
こちらも晴れた日、雨の日で
異なる表情が見えるが魅力。
なお、施設内のワインショップでは、
傘のデコレーションにちなんで
さまざまな色合いのワインが販売されます。