【三菱一号館美術館】ショーメ時空を超える宝飾芸術の世界展の期間は?見どころについても

      2018/07/11

 

皇帝ナポレオンや
皇后ジョゼフィーヌを筆頭に、

ヨーロッパ各国王室の御用達
ジュエラーとして、

自然をテーマに
数多くのジュエリーを手掛けてきた

フランスのハイジュエリーブランド、
「ショーメ(CHAUMET)」の軌跡を辿る

 

『ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界』展が、
東京三菱一号館美術館にて
2018年6月28日(木)~9月17日(月 祝)
開催されます。

 

 

 

見どころ

 

本展は、ルーヴル美術館名誉館長
アンリ・ロワレット氏監修の下、

18世紀後半から現代まで、
約240年に及ぶショーメの伝統と
歴史を紹介する日本初の展覧会。

 

ロマン主義、 ジャポニスム、
アール・デコといった芸術潮流との
対話の中で洗練された作品、

ダイヤモンドのティアラや
ネックレス等の宝飾品と、
未発表の歴史的なデザイン画や
写真等約300点が展示されます。

 

会場は5つのセクションに分かれ、
それぞれ異なるテーマに沿って
展開されます。

 

 

 

 



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5つのセクション 概要

 

ティアラの芸術(The art of tiara)

 

権力の象徴であり、
アクセサリーとしても
親しまれてきたティアラ約20点と
ニッケル=シルバーモデル300点を
一堂に公開。

あらゆる影響や様式を
反映してきた
ティアラの時代の変遷と共に
変化するスタイルが
ショーメの創造性と卓越性を
物語っています。

 

・ナポリ王妃カロリーヌ・ミュラの
バンドー・ティアラ

・ティアラ「鮮紅色の情熱」

・「 ロイヒテンベルク」のティアラ

・カーネーションのティアラ

 

統治者の選ぶもの(The sovereigns’choice)

 

展覧会の冒頭では、
メゾンの顧客で高貴な位に就く
人物に焦点を当て、

ショーメの歴史がどれほど
フランスの歴史と共にあったのか
について明らかにされ、

執政政府、帝政期に皇帝が
メゾンに注文した作品は、
権力の象徴としての意味を強調し、
それ以降のメゾンのスタイルに
着想を与えるテーマの萌芽となりました。

 

・ミクロモザイクの施された、
皇妃マリー=ルイーズの日中用パリュール

・戴冠衣装の皇帝ナポレオン1世
油彩/カンヴァス

・皇帝ナポレオン1世より贈呈された
教皇ピウス7世のティアラ

 

想いをあらわすジュエラー(The jeweller of sentiment)

 

愛のモチーフを取り入れた
デザインの品や、
結婚祝いとして贈られた
ロマンチックなジュエリーの展示。

色とりどりの宝石を飾った、
「皇妃マリー=ルイーズの
アクロスティック・ブレスレット」は、
ナポレオンからマリー=ルイーズへ
結婚祝いとして贈呈されたジュエリー。

 

各宝石のイニシャルには、
秘密のメッセージが隠されており、
2人の生年月日や彼らの出会った
日付などが示されています。

 

・皇妃マリー=ルイーズの
アクロスティック・ブレスレット

・ペンダントウォッチと矢のピン

・タコのネックレス

・「 タータンチェックのリボン」ブローチ
(スコットランド風蝶結び)

 

自然の歴史(Natural histories)

 

「驚異の部屋」風に仕立てられた
本セクションは、
ショーメが創業から大事にしてきた
「自然主義」がテーマ。

動植物と昆虫は職人の手によって
ジュエリーとなり、
ショーメのレパートリーの豊富さを
あらわしています。

 

・ヒイラギの葉のブローチ

・6羽のツバメの連作

・麦モティーフのネックレス「夏の贈り物」

・ハチドリのエグレット

 

ショーメと日本(Chaumet and Japan)

 

『ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界』展は、
日出ずる国へメゾンが敬意を表し、
フィナーレを迎えます。

ここでは、メゾン創業初期から
現代にいたるまでのショーメと
日本の深い関わり合いを持った作品が
展示されます。

また、本セクションでは、
ジャポニズムの影響を受けた
「日本風」のデザイン画も
併せて公開されます。

 

・雷神、日本風ブローチ

・日本に着想を得たネックレス

・「日本風」のデザイン画

 

 

展覧会をモチーフにしたメニュー&グッズ

 

『ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界』展の
開催を記念して、

三菱一号館美術館内にある
ミュージアムカフェ・バー「Café 1894」では、
展覧会にちなんだメニューを提供。

 

ランチからデザートまで、
時間帯に合わせて楽しめる
メニュー内容となっています。

 

 

ランチタイムには、
前菜とメインをセットにしたコース料理
「plein de nature プレーン ドゥ ナチュール」

 

前菜「季節野菜のサラダ仕立て
ホタテ貝のタルタル ラビゴットソース」は、
ナポレオンの皇妃ジョゼフィーヌが愛した
マルメゾン城の豊かな自然を、
色どり豊かな季節野菜と赤パプリカのソースで再現。

鴨胸肉と牛蒡のピューレを主役としたメイン
「鴨胸肉のロティ 牛蒡のピューレ ノワゼットソース」は、
本展で紹介する、日本美術の影響を受けた
西洋のジュエリー作品をモチーフにしているため、
「和」と「洋」の食材を調和させた
仕上がりとなっています。

 

デザートには、
ジュエリーの輝きを表現した
「bijou exotique ビジュー エキゾティック
~マンゴーとパッションフルーツのバヴァロア仕立て
ココナッツとタピオカのソース~」

 

タピオカでパールを、
色どり鮮やかな果実で宝石を再現し、
仕上げには繊細な輝きをまとった
飴細工でデコレーションされています。

 

そのほか同美術館内の「Store 1894」では、
ショーメ監修のもと、

輝くジュエリーやナポレオン&ジョゼフィーヌを
モチーフにした、

美しいデザインの本展限定となる
ポストカード&クリアファイルなどを
販売しています。

 

 

詳細

 

「ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界 -1780年パリに始まるエスプリ」

会期:2018年6月28日(木)~9月17日(月・祝)
場所:三菱一号館美術館
住所:東京都千代田区丸の内2-6-2
開館時間:月曜休館(7月16日、9月10日、9月17日と、トークフリーデーの7月30日、8月27日は開館)
観覧料:一般1,700円(1,500円)/高校・大学生1,000円/小・中学生500円
※( )内は前売料金。

【問い合わせ】
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)

■Café 1894
場所:三菱一号館美術館
営業時間:11:00~23:00(ラストオーダー22:00)
定休日:不定休
TEL:03-3212-7156
メニュー例:
<ランチ 11:00~14:00>「plein de nature プレーン ドゥ ナチュール」2,160円(税込)
・前菜「季節野菜のサラダ仕立て ホタテ貝のタルタル ラビゴットソース」
・メイン「鴨胸肉のロティ 牛蒡のピューレ ノワゼットソース」
<デザート 14:00~17:00>
・「bijou exotique ビジュー エキゾティック ~マンゴーとパッションフルーツのバヴァロア仕立て ココナッツとタピオカのソース~」972円(税込)

■Store 1894
場所:三菱一号館美術館
営業時間:10:00~18:00※祝日・振替休日除く金曜、展覧会会期中の最終週平日は21:00まで
休業日:毎週月曜(祝日・振替休日・展覧会会期中最終週の場合は開館)、年末、元旦、展示替え期間※美術館の開館時間に準ずる
グッズ:
・A4クリアファイル 600円(税込)
・大判ポストカード 全7種 各300円(税込)

 

■チケット&アクセス

 

 

 

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