真夏の車内を素早く冷やして快適にするワザやグッズとは?
2018/07/10
夏のレジャーに便利なのが
車ですが、
真夏の炎天下で駐車している車に
再び乗り込むときは
便利なものがまるで凶器のように
思えてしまいますよね。
そこで、
夏のレジャーを快適にするために
車内の温度を素早く冷や方法や
グッズをお伝えします。
車内の温度上昇危険地帯は
真夏の炎天下で駐車している
車内の温度は
どれほど上がっているのか
というデータによると、
一番温度が上昇するのは
ダッシュボードで、
JAFによる同一車種5台を使用した
比較実験では以下のような
結果が出ています。
対策なし黒:車内最高57℃、ダッシュボード最高79℃
対策なし白:車内最高52℃、ダッシュボード最高74℃
白+サンシェード:車内最高50℃、ダッシュボード最高52℃
白+窓開け:車内最高45℃、ダッシュボード最高75℃
白+エアコン作動:車内最高27℃、ダッシュボード最高61℃
また、ハンドルも熱くて触れない
ということもありますよね。
ハンドルに至っては
71度にもなったというデータもあるそうです。
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車内の温度を上げない工夫
車内の温度を冷やすという
行動の前に、
「車内の温度を上昇させない」
という工夫も大切です。
遮光フィルムの使用や
車の日よけ、サンシェードなども
うまく使えば温度上昇を
おさえられます。
手軽にできる方法としては、
盗難を気にしなくていいような
場所であれば、
窓を1cm程度開けておくだけで
車内が換気され、車内の温度を
下げられます。
車内を素早く冷やすには
車内を早く冷やしたい場合、
とにかくエアコンを全開で!
と思いがちですが、
まずは、乗車前に窓を開けて
換気をしましょう。
その際、ドアも開けると
開口面積が増えてより早く
換気ができますが、
ドアをバタバタと開閉したりするのは
事故にもつながりかねませんので、
あまりおすすめできません。
そして走り出したら
対角線上に位置する前席と
後席の窓を開けると
早く換気できますが、
換気の効果があるのは
およそ1分くらいなので
その後は窓を閉め、
エアコンを内気循環モードで
冷房性能を最大にして使う方が効果的です。
シートやカーペット、ドアや天井のトリム、
インパネなどなど、
いろいろな部品の熱容量は、
車室内の空気の熱量よりも大きいため、
換気だけでは車内の冷却ができないのです。
効果的な冷却方法
可能であれば、乗車前に
バケツ一杯の水を
フロントウィンドウにかけるのが
効果的です。
ホースも使用できれば、
クルマ全体にざっとかけるだけで、
すぐに車内の温度が下がります。
水を使う方法としては他にも
一番温度の上がる
ハンドルやダッシュボードなどに
濡れタオルを当てて濡らします。
水の気化熱を利用して、
エアコンとの併用で涼しくなります。
ただし革のハンドルなどは
シミにならないよう注意が必要です。
水が使えない場合でも、
吹き出し口にドリンクホルダーが
設置されていれば、
ホルダーに冷たいものを入れると
出てくる風が冷やされます。
また、熱くなったシートは
冷却スプレーで急速に冷やせます。
赤ちゃん専用の冷却スプレー も
市販されていますので、
普通のシートよりも
分厚いチャイルドシートに使えば
赤ちゃんにもやさしく
安全に守れますよ。
便利なものが
思わぬ事故につながらないよう、
工夫しながら
さらに便利に使ってみましょう。