ジブリ美術館『映画を塗る仕事』展の見どころや開催期間は?チケット購入方法についても
三鷹の森ジブリ美術館では
「食べるを描く。」に続く新企画展示、
スタジオジブリ作品の
「彩色」にスポットライトを当てた
『映画を塗る仕事』展を、
2018年11月17日(土)~2019年11月(予定)
開催します。
11/17(土)より、企画展示「映画を塗る仕事」展を開催いたします。
11月入場分のチケットは10/10(水)より発売します。
お楽しみに。https://t.co/YeRoK7Ojd3 pic.twitter.com/3wrHCnx4Fo— 三鷹の森ジブリ美術館 (@GhibliML) 2018年10月3日
『映画を塗る仕事』展 見どころ
前回の「食べるを描く。」展は、
作品のなかで印象的な食事のシーンを
取り上げ、そのシーンが
どのようにして描かれているのかを、
絵コンテや原画、さらには監督や作画監督が
手を入れた修正原画などを用いて解説。
さらに食事を作るシーンを
忠実に再現した展示室も公開されました。
今回の『映画を塗る仕事』展では
映画における色の役割は大きく、
リアリティを生み出すことと
大きな関係があります。
特に、動く絵に塗られた色は、
限られた色数でも工夫によって、
キャラクターに生き生きとした
実在感を与えることができ、
さらには心情をも伝えることが
できるようになるのです。
それは、スタジオジブリの
アニメーションの礎を築いた
故 高畑勲氏や宮崎駿氏が、
商業アニメーションの黎明期から
目指してきたことでもあります。
そして今回、両監督が目指した表現、
そのこだわりを「彩色」の面から
紐解いていきます。
特に、両氏を支えた色彩設計の
故 保田道世氏の手腕が、
当時のセルを用いて紹介されています。
今でこそ、デジタルによる着彩や
CGによる画面作りが主流ですが、
その手段がなくとも、セル絵の具による
限られた色数の中で、
監督からの要求に最大限に答える努力を
惜しまなかった、スタッフの知恵と
工夫を間近に感じることができます。
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チケット購入方法および開催概要
ジブリ美術館は、日時指定の予約制
となっています。
また、チケットは全国のローソンだけで
購入できます。
なお、ジブリ美術館の
チケットは1ヶ月ごとの販売で、
毎月10日がジブリ美術館
チケット発売の日となっています。
チケットの販売に関しては
こちらから詳細を確認できます。
■開催概要
「映画を塗る仕事」展
開催期間:2018年11月17日(土)~2019年11月(予定)
場所:三鷹の森ジブリ美術館
住所:東京都三鷹市下連雀1-1-83【問い合わせ先】
TEL:0570-055777
(ご案内ダイヤル/9:00~18:00/休館日の火曜日をのぞく)