自己紹介も平気!口下手あがり症の人が気楽に話せる会話術

      2018/03/25

 

新年度になると
就職や入学、配置替えなど
新しい環境に身を置く機会も
増えてきます。

新しい出会いでは
自分を知ってもらうための
『自己紹介』も大切な
自己アピールのチャンスです。

 

しかし、口下手、あがり症で
うまく会話を続けることが
できない・・・

といった悩みを抱えている
現代人は想像以上に多いのです。

 

 

あがり症、その要因

 

 

大勢の人の前で話すのは
どうも苦手で、

「声が震える」
「顔が赤くなる」
「冷や汗が出る」
などの症状が出てしまうのは
『あがり症』が原因の場合もあります。

 

極度の緊張がその要因ですが、
一般的にあがり症の人は

真面目で、完璧主義的な
傾向があると言われています。

「失敗してはいけない」
という気持ちが強く、
そのためによけいに緊張して
しまうのです。

 

そもそも、動機付け(モチベーション)
というものは、強ければ強いほど、
よい結果を生むものですが、

あがり症の場合は
「失敗してはいけない」などといった
動機付けが強すぎて
悪い結果を導いてしまうのです。

 

 

リラックスすることが大切

 

「会話を盛り上げよう」
「相手を退屈させてはいけない」
などと必要以上に意識してしまうと、

それがますます自分への
プレッシャーになってしまいます。

 

「会話上手な人と思われたい」
「これを言ったら相手はどう思う?」
などと相手のことばかり
気になってしまうのも、

あるがままの自分に自信が持てず
相手や周囲の反応、評価ばかりが
気になってしまうせいです。

 

あがり症を和らげるには
「失敗してはいけない」という
動機付けを弱めることです。

つまり、
「少しぐらい失敗してもいい」
という程度に考えて
リラックスすることが大切です。

 

事前に親しい人の前で
予行演習をするなどして
場慣れすることも有効な方法です。

 

また、おまじないとして知られる
「人」という字を手のひらに書いて
飲み込むとあがらないという
類のものも、

自分が効き目があると信じて
試してみると、
暗示による効果が期待できる
かもしれません。

 

 

話し方のコツ



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話上手な人というのは
たいして重要な話を
しているわけでもないのに、
思わず耳を傾けてしまいます。

そこには話すときの
速度やリズムなどが
絶妙な調子で盛り込まれています。

 

逆に単調な口調で
延々と話されると、
聞いている方は
次第に相手が何を言いたいのか
わからなくなってきます。

かといって
早口で一気にまくし立てれば
喧嘩を売っているようにさえ
聞こえかねません。

 

話し方にメリハリがある
というのは、

ここ一番というときに
絶妙な「間」が入ります。

 

聞き手にとっては
一瞬の沈黙の後、
次にどんな言葉が飛び出すのかと
集中して聞いているため

自然と会話が
頭に入ってくるのです。

 

たとえば、
何かを説明するときに、

「つまりそれは」
でいったん言葉を切り、
ひと呼吸置いてから

「こういうわけなのです」
ともっていけばいいのです。

 

話すスピードは、
アメリカでは早口の方が「知的」
というイメージがあり、

日本で行われた調査では、
逆に、ゆっくりと話した方が

「信頼できる」「落ち着きがある」
とビジネスシーンなどにふさわしい、
説得力のある話し方だという
結果が出ました。

 

そのゆっくりとは、
400字詰めの原稿用紙、
1枚分を1分強で読むペース、
少し遅いかなと感じられるくらいです。

 

 

先に自分の弱点を知らせる

 

努力そのものに
理解を求める方法もあります。

 

会話などの際に、
自分の弱点を先に伝えると、

弱点を知らされた相手は
「そこを攻めるのは申し訳ない」
「弱いところをつくのは卑怯だ」
という心理が働き、

そこを避けるようになります。

 

結果的に弱点の部分が
守られるようになるのです。

 

たとえば、
「サッカーが少しもわからないのです」
と先に言えば相手は、
「この話題を出しても仕方がない」と
サッカーの話題は避けるでしょう。

 

先に自分の弱点を知らせて、
『こういう人間ですから
わかってください』
という気持ちを伝え、

相手に猶予を求めるやり方です。

 

そしてその猶予期間で
弱点を克服したならば、
その努力を認めてもらえます。

 

 

人前で自然にふるまうには

 

 

人前でもあがらないコツは、
たとえ大勢の前で話を
する場合であっても、
特定の人に話しかけるようにします。

 

また、その場を
「さほどフォーマルの場ではない。
気楽な場なのだ」と自己暗示をかけたり、
「自分はさほど注目されていない」
と自分自身に言い聞かせてみましょう。

 

話したいことを
自分の中で整理した上で
口に出す練習をするのも
言葉がスムーズに
出るようになる効果があります。

 

初対面の人と話す場合は、
事前にできるだけ
相手の情報を集めるようにします。

情報が多ければ
相手は知らない人ではなくなり、
落ち着いてはなすことができるのです。

 

そして変に自分を飾ろうとはせずに
ありのままの姿をみてもらい、
相手の評価を聞き流すくらいの
心のゆとりを持つようにしましょう。

 

大勢の人の前や初対面の人と
話すのは苦手だと思っていても、

ちょっとしたコツをつかめば
徐々に気軽に話せるようになります。

 

まずは自信を持ってください。
その自信が説得力につながり
聞き手を惹きつけるようになるのです。

 

 

 

さらに、会話力を磨き、
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