甘酒の飲む点滴としての効果を健康や美容やダイエットに!

      2018/03/25

 

健康、美容によく、
ダイエットにも効果のある
『飲む点滴』として、
注目されている甘酒について

その効果と効能、
そして簡単なレシピを
ご紹介します。

 

甘酒の種類

 

 

大きく分けると甘酒には、
米と麹(こうじ)で作る
『米麹甘酒』と、

酒かすに砂糖などを混ぜて作る
『酒かす甘酒』の2種類があります。

 

米麹甘酒は麹発酵作用を利用して
麹菌が米のデンプンを分解し、
ブドウ糖や麦芽糖、オリゴ糖に
変化させるため自然の甘みが出ます。

さらに、アミノ酸やビタミン類、
食物繊維など、砂糖にはない
栄養成分も生まれます。

 

一方、酒かす甘酒は
アルコール分が含まれていますので、
アルコールが苦手な方や
お子さんには注意が必要です。

また、酒かすを水で溶き、
砂糖などで甘味を加えているため
カロリーが高くなりがちですが、

アミノ酸の含有量などを考えると、
一般的なエナジードリンクよりは
カロリーは控えめになります。

 

この2種類の甘酒ですが、
『飲む点滴』あるいは『飲む美容液』として、
健康や美容によいと言われている甘酒は
『米麹(こうじ)甘酒』なのです。

 

甘酒の効能



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甘酒に含まれるブドウ糖は、
麹(こうじ)菌によって
すでに分解されているため、

エネルギーを効率よく体内に
吸収できます。

その他にもアミノ酸やビタミンB群、
ミネラルなどが豊富に含まれています。

そしてこれらの成分こそが
点滴と同じ、甘酒が飲む点滴だと
言われるゆえんです。

 

また麹菌には一緒に摂った栄養の
消化吸収を助けてくれる働きもあり、
胃腸にやさしいのです。

また、腸内環境を整え、
便秘の予防や解消に必要な
食物繊維やオリゴ糖も
豊富に含まれています。

 

そして最終的に麹菌は
腸内の善玉菌を増やして
免疫活動を活性化させ、
免疫力を高めてくれるのです。

 

美容効果については、
ビタミンB群を
豊富に含んでいるため
血行と代謝を促進して、
美肌効果が期待できます。

ダイエットに関しては
ブドウ糖には血糖値を
上昇させる効果もあるため、
空腹感をおさえてくれます。

小腹がすいたときなどに甘酒で
空腹感を満たすとよいでしょう。

 

甘酒の作り方

 

コンビニでも手に入る甘酒ですが、
自宅でも炊飯器や保温ボトル
を使って簡単に作ることができます。

 

『米麹(こうじ)甘酒』

■炊飯器で作るには・・・

<材料>
米麹  200~300g
米 1合

1.米1合をとぎ、水3合分で
お粥になるように炊く。

2.炊飯器を保温の状態で
炊きたてのお粥に水360ccを
入れてかき混ぜる。

3.そうするとお粥の温度が
約60度くらいに下がるため、
米麹をほぐしながら炊飯器に入れる。

4.沸騰したお湯400ccに、水250cc
を加えるとお湯の温度が
約55~60度に下がるので、
それを炊飯器に入れて混ぜる。

5.炊飯器を保温状態にし、
ふきんをかぶせ、約60度で保温。
2時間ほどしたら一度かき混ぜる

6. 7~10時間置いて、
麹がなじんできたらかき混ぜ、
常温に戻し、容器に移し替えて
冷蔵庫で保存する。

※甘酒を作るときのコツは、
60度前後の温度を保つことです。
冷蔵庫保存で1週間ほど
おいしくいただけます。

 

■保温ボトルで作るには・・・

 

保温ボトルで作れば
炊飯器も占領しませんし、
電気代もかからずお手軽です。

また、お湯の温度の目安は
お湯を沸かして
気泡の出始めが60~70度です。

 

1.水300ccを沸かし、気泡が出始めたら、
いったん火を止めて米麹250gを加える。

2.再び火をつけ、麹に水分が馴染むまで、
極々弱火でかき混ぜながら加熱する。
鍋の縁がフツフツしてきたらOK!

3.保温ボトルに入れ、
フタをして6~8時間置く。

お粥のようなドロっとした
仕上がりです。
そのまま食べても、
お好みのもの(豆乳など)で
割って飲むのもオススメです。

また、ショウガ(小さじ1)を
プラスすることで、
ショウガの成分により、
温め効果がアップします。

 

甘酒レシピ

 

 

甘酒は、「塩麹」のように
どんな料理にも使え、

料理に甘みをプラスするだけでなく、
食材のくさみを消したり、
とろみをつけたりなどと、
砂糖や酒、小麦粉の役割まで
果たしてくれる万能調味料です。

 

甘酒を使うことによって
調味料や工程が
シンプルになるのです。
普段の料理に甘酒を使いたい場合は、
『砂糖大さじ1=甘酒大さじ5』
目安に置き換えれば、
和洋を問わず、
シュガーフリーのメニューが
実現します。

 

■小麦粉いらずのシチュー

甘酒の粘度を利用し、
小麦粉や片栗粉を加えなくても、
自然なとろみをつけることができ、

健康やアレルギー対策に
グルテンフリーをする人にも
適しています。

今回使用するのは
『米麹甘酒』です。

 

【チキンとかぶのホワイトシチュー】

<材料>4人分

鶏もも肉…1枚

玉ねぎ…1/2個

にんじん…1/2本

しめじ…1/2パック

かぶ…中2個

にんにく…1片

ローリエ…1枚

あま酒…200ml

牛乳…150ml

バター…10g

塩…小さじ1

こしょう…少々

<作り方>

(1)鶏肉は大きめのひと口大に切る。
玉ねぎはくし形切り、
にんじんは1cm厚さの輪切り、
にんにくはみじん切りにし、
しめじは小房にほぐす。
かぶは茎を少し残してくし形切りに、
葉は2cm幅に切る。

(2)厚手の鍋にバターとにんにくを
弱火で熱し、香りが立ったら
鶏肉を加え、色が変わるまで中火で炒める。
玉ねぎ、にんじん、しめじ、かぶを
順に加えて炒め合わせ、
しんなりしたら水200mlとローリエを加え、
アクをとりながら弱火で5分ほど煮る。

(3)あま酒を加えてふたをし、
弱火で7分ほど煮る。
火が通ったら塩、こしょうで調味し、
かぶの葉と牛乳を加え、5分ほど煮る。

 

その味は――?ホワイトソースを
いちから手作りしようとすると、
ダマになったり、粉っぽくなったり……。

かといって、
いつもルウに頼るのもなんだか不本意。

そんなとき、あま酒なら、
加えるだけでなめらかに仕上がる。

 

このとき、あま酒をブレンダーや
ミキサーにかけて、
なめらかなペースト状にして使うと、
なおよし。

また、あま酒が乳製品特有の
くさみを抑えてくれるので、
苦手な人でもおいしくいただける。

 

お米のパワーで体の芯から
温まるのもうれしいところ!

 

ぜひ、お試しください。

 

 

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