ママ友ワールド楽しかった集団がいきなり地獄になってしまうワケ

      2018/03/25

 

ママ友を持っている人は、
「ひとりは何かと不安。
連絡できる人がいると安心する」
という思いがあるようです。

 

そのママ友作りが
もっとも盛んに行なわれると
言われる就学前において、

ママ友を持つママの割合は
約50%という結果が出ており、

 

子供が小学生になると
ママ友の人数も増え、
平均6.5人ほどになるようです。

外に働きに出かける夫と異なり、
地域の中で子どもの世話に
追われながら生活をしている
主婦たちは、

 

子育てに不安を抱え、
自分と似た価値観や境遇にある
「ママ友」とのつながりを
持つことで、
安心感を得ることができます。

 

それなのに、なぜ、
ママ友ワールドが
地獄となるのでしょうか・・・

 

 

ママ友、気持ちのズレ

 

 

ママ友集団は年齢や境遇といった
「似たカラー」の人の
集まりになります。

 

しかし、似たような人が集まれば、
その中では微妙な優劣差や
感情的な葛藤を感じやすく、

小さなトラブルが
発生しやすくなるのも、
集団の常です。

 

そのため当初は楽しかったはずの
ママ友ワールドが、
ママ友同士の感情的なトラブルで
地獄に変わってしまうのです。

 

さらに、集団の中には
「ママカースト」と呼ばれる
微妙な「序列」も発生しがちです。

発言力の強いママの意見には
何となく逆らえず、
睨まれないようにと
気を遣う一方で、

 

気の弱そうなママには、
チクッと失礼なことを言ったり、
出し抜いたりして

 

カースト下位に転落しないように
操作するといったことが
起こりがちなのです。

 

 

気をつけたい、知らず知らずのうちに



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知らず知らずのうちに
相手を傷つけていたというのは
人間関係でありがちな
トラブルですが、

 

ママ友同士も嫉妬
その代表的なものです。

 

夫の情報などはトラブルの発端に
なりかねないため、
できるだけしないように
するのが賢明です。

そして自慢話やグチも
控えるようにしましょう。

 

自分にとって嬉しいことは
相手にとっては自慢話にしか
なりません。

 

話の内容がそればかりに
なってしまうと
反感を買うことになります。

 

たとえ自身のコンプレックス
であっても、

相手にとっては
うらやましいものに
なったりもします。

 

また、文句を言っているつもりの
グチであっても、

他のママからすると
恵まれていると妬まれてしまう
可能性があります。

 

どのように受け取られるかは
相手次第なのです。

家庭の金銭的な事情なども、
自分の力ではどうしようも
ないこともあるため、
控えるのがいいでしょう。

 

 

ママ友との上手な付き合い方

 

ママ友ができると
学校行事はもちろん、

プライベートな時間も
行動を共にすることが求められます。

 

集まっておしゃべりをしたり、
ランチ会を開いたり、
毎回そこに参加するのは

経済的負担や時間的な拘束が
あったりして大変ですが、

 

みんなと同じ行動をするのは、
余計な心配をする必要がなくなるため、
ラクな部分もあります。

 

しかし、
常にその状況が続いてしまうと、
なかなかそこから抜け出せなく
なってしまいます。

 

そうならないためには、
時には誘いを断るのも勇気も
必要です。

 

自分のペースを大切にし、
『違い』を理解することです。

 

家族構成、経済状況、教育方針、
将来の展望などの

生き方がそれぞれ違うと
いうことをはっきりと
自覚することです。

 

そして何より忘れてならないのが
ママ友とは『子供ありき』
仲だということです。

 

その証拠に、子供の成長につれ、
母親の都合で子どもを一緒に
行動させることが
難しくなっていくのです。

 

 

ママ友ワールドが幕を閉じても

 

 

ママ友付き合いは意外にも
時が経てば疎遠になっていきます。

 

子供が小学生になって
お迎えが不要になった分、
ママ友と顔を合わせる機会が減ったり

転勤などで引っ越したりと
みんなで集まる機会が減っていけば、
集団は自然と解散していきます。

 

ママ友とはやはり、
ママであること、

子供を介しての結びつきであるため
子供の成長に伴い
微妙な感情が生まれやすく、

子どもが幼い頃のような
共感を持ちにくく
関係を持続しにくくなるのです。

 

一時は共感で埋め尽くされ、
頼もしい理解者であったママ友に

のめり込んで地獄を見て、
そこにはっきりと
違いを認めたときに

ママ友ワールドは幕を閉じます。

 

人生のひとコマです。

共に育児に奮闘した
戦友をいつか懐かしく
思い出すことがきっとあるはずです・・・

 

 

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