面接を好印象で乗り切るルールとマナー自分の魅せ方

      2018/03/25

 

就職活動をする人にとって、
面接でどのように話せばいいか、
どのようにすれば好印象なのか、
などと悩んだり、
誰もが緊張してしまうものです。

 

しかし前もってきちんと準備し、
ルールとマナーをわきまえていれば
それほど身構える必要はありません。

 

そこで面接試験を成功に導く
ポイントをおさえておきましょう。

 

 

面接のルールとマナー

 

 

面接当日は時間に余裕を持って
行動し、遅刻しないようにしましょう。

 

前もってどのくらいの時間が
かかるかなどを
実際に面接場所に赴くなどして
確認しておくのもよいでしょう。

 

入室は緊張する瞬間ですが、
落ち着いてこなしましょう。

 

着席は採用担当者に
勧められてから、
面接中の姿勢は、背筋を伸ばし、
手は軽くひざにのせておきます。

 

■志望動機

志望動機を聞かれた際には、
入社意欲の高さや
自分の経験や強みなどが、
どのように活かせそうなのか
を伝えます。

 

また、同業他社にも
当てはまるような、
「将来性がありそうだから」
「安定しているから」などという、
回答では意欲のない印象を与え、

 

同様に、「福利厚生が魅力」
「休みが充実している」といった
会社の待遇面ばかりに偏ってしまうと、
仕事への意欲を疑われてしまうので、
注意が必要です。

 

 

■条件確認

企業側から、給与や賞与、
各種手当などの待遇面、
希望勤務地などといった
雇用条件の確認をされた場合、

入社後に「聞いてなかった」
という不満やトラブルに
つながってしまうこともあるため、
しっかり確認しておきましょう。

なお給与面は働くうえで
とても大切なことですが、

面接の場において
金銭面ばかりを優先してしまうのは
あまり印象がよくありません。

 

基本的に、提示額を待ってから
希望を伝えるようにしましょう。

 

もし、提示された給与額が
希望額よりも低かった場合、
すぐに自分の希望額を伝えるよりも、
まずなぜその額なのかを聞いて

 

背景を確認したうえで、
どうしても譲れない
希望額があるのであれば、
採用担当者に伝えるようにしましょう。

 

 

面接で好印象を得るには



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面接の受け答えは必ずしも
スマートである必要はありません。

 

口下手であっても自分の言葉で
一生懸命伝えようとする方が
好感を持たれます。

 

派手なパフォーマンスより
誠実さや率直さを
忘れないことが大切です。

そのコツは・・・

 

■視線を受け止める

相手の目を見ながら話すのは
コミュニケーションの基本です。

 

始終伏し目がちで、
目が合うのを避けるようだったり、
逆にじっと見つめすぎるのも
相手に不快感を与えます。

採用担当者の視線を
まっすぐに受け止め、
堂々と話すようにしましょう。

 

■明瞭、簡潔に答える

 

面接は自分をアピールする
大切な場です。

しかし、だからといって
あれもこれも言おうと欲張ると
逆効果になってしまいます。

 

ダラダラ話や、
一方的に話し続けるのは禁物です。
質問には明瞭かつ簡潔に
答えるようにし、

はきはきとテンポよく、
会話のリズムを大切にしましょう。

 

 

■積極的な印象を与える

採用担当者がもっとも敬遠するのは
消極的で意欲が感じられないタイプです。

 

この会社でこんな仕事がしたいという
積極性を伝えるようにしましょう。

 

 

■謙虚さで臨む

自分を強く印象付けたいあまり、
強引な実績の売り込みになったり、
自慢話めいて聞こえるようだと、
あまりいい印象を与えられません。

 

人間関係と同じで
常に謙虚さが必要です。

 

過去の実績より、その会社の
将来にどう貢献できるかを
アピールしましょう。

 

 

あなたは運がいいですか?

 

 

『経営の神様』という異名を持つ、
パナソニックの創業者である
松下幸之助氏は、

 

経営における数々の偉業を成し遂げ、
平成元年に死去されました。

 

しかし、今なお、松下幸之助氏の
生前の言葉や経営哲学に
影響されている方々は多くおられます。

 

そんな松下幸之助氏には
有名な面接の際のエピソードが
あります。

 

彼が必ずしていた質問は、
『あなたは運がいいですか?』
というものでした。

 

そこで、「運が悪いです」という子は、
どんなに学歴がよくても落としてしまい、
逆に「運がいい」と言える子は、
採用したと言われます。

 

運がいいと言えるのは、
『人に恵まれている』ということ。

必然的に、運のいい人のみが
パナソニックに入社することになります。

運のいい人たちで構成されたチームが
生まれるという流れにもなり、
それが会社の発展へとつながります。

 

 

松下幸之助氏は
幼い頃から体が弱く、
貧しい境遇に生まれました。

 

そんな松下幸之助氏が語った
成功の秘訣とは、

 

『学歴がなかったおかげで、
人から教えてもらうことに
抵抗がなかった。

 

体が弱かったおかげで
部下を信じるしかなかった。
そして部下が頑張るので
会社が発展した。

 

家が貧しかったおかげで、
わずかなお金が嬉しくて
仕事を続けることができた』

 

お気づきですか?
すべてが「おかげ」なのです。
「○○のせい」ではないのです。

 

そして、すべてを前向きに
とらえることで
心をプラスに保ち、
成功を遂げたのです。

 

面接はひとつの出発点です。
あなたが幸せになる方法を
見つけにいく扉なのです。

 

 

どうぞ、頑張ってください・・・

 

 

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