目標達成できない人のための計画の立て方と継続のコツ
2018/03/25
「意識高すぎ!高杉くん」
auのCMではありませんが、
年頭に「意識高すぎ」な
目標を立てたこと、
あなたは覚えているでしょうか?
逆に、目標を高く掲げすぎて
もうすっかり忘れてしまった・・・
なんてことに
なっていないでしょうか。
でも、できなかった自分を
責めなくてもいいのです。
目標なんてそう簡単に
達成できるものでは
ありません。
しかし、
コツさえ知っていれば
達成できる確率がグンと
上がります。
春になり、
入社や年度替わりなどで
気持ちを新たにするときが
チャンスです。
あなたの目標をもう一度、
見直してみませんか!?
継続は、習慣なり
目標を立てて、
やる気満々だったことも、
続けているうちに、いつの間にか
モチベーションが下がってしまう・・・
何かを始めようとするときには
テンションも高く、やる気満々です。
しかし、
そのままのテンションで始めると、
自分の限界以上に
やりすぎてしまう傾向があります。
そしてそれが原因で、
やりたくても、できない・・・
といったことが起きてしまうのです。
たとえば
今日から腹筋を鍛えようとしたとき、
初日はやる気満々で、
翌日に筋肉痛になってしまうほど
やってしまいます。
それで体が痛くて半分もできなくなり、
やりたくてもできなくなるという
長続きできない状態を
自分の「はりきりすぎ」が
作り出してしまうのです。
このように勢いにまかせて始めても
習慣化できません。
続けるということは、
すごいことを続けなくてはならない
ということではありません。
何事も、
続けることに力を注ぐのではなく、
『習慣にすること』に
力を注がなくてはならないのです。
続けることを目標としていたら、
いつまでも精神力に
頼らなければなりません。
ところが、習慣になってしまえば
気合や根性といったものは必要なく、
習慣としてラクに継続できるのです。
目標達成までの継続のコツ
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結局、どんなことでも
継続しなければ結果は出ません。
まさに『継続は力なり』なのです。
続けることということを
考えたときに、
高いハードルだけでなく
最低ラインを設定し、
ハードルを下げておくことで
継続しやすくなります。
ただ、継続しやすくはなりますが、
そのせいで「油断」もしてしまう
ことにもなります。
「今日一日くらいはやらなくていいか」
という油断です。
たったそのひとつの油断で、
出来上がっていた継続のための
『習慣』が崩れてしまいます。
そうなると今度は、
『やらない理由』ばかりを
考えることになってしまいます。
「今日一日くらい休んだって
週末にまとめてやればいい」
などと考え、
継続の壁にヒビが入り
そのヒビが大きくなって、
修復不可能・・・
やらなくなってしまうのです。
習慣化に成功すると、
必ず「今日くらいはいいか」
という誘惑に駆られます。
この誘惑の悪魔は、
あなたの耳元でさらにささやきます。
「今まで頑張ってきたんだ、
たまには息抜きしなくっちゃ」
今までやってきたことです。
どんなに忙しくても
やる気になれば、
時間は作れます。
もちろん、
体調を崩したなどといった
アクシデントもあるでしょう。
しかし、その際も
メニューを軽くするなど、
『最低ライン』の行動だけは
必ず行うようにするのです。
それが継続のコツです。
継続は計画倒れを防ぐ約束で
ひとりで何かをする
ということには、
とてもパワーがいります。
それは学生時代、自分の部屋で
ひとりで勉強していた頃、
宿題も、試験勉強も
やらなくてはならないのに、
ついつい、サボってしまう・・・
という経験は
誰にでもあるのではないでしょうか。
ところが、図書館やカフェなどで
仲間と一緒だと、
きちんとできてしまう・・・
これは『他人の目』のなせるわざで、
他の人から『自分が見られている』
という意識から動くことができたのです。
この他人効果を
『ホーソーン効果』と言います。
やりたくない仕事も、
会社という組織に
このホーソーン効果があるから
怠けることができないのです。
それは目標を達成するために
立てた計画も一緒で、
自分の立てた計画には、
『外部からの強制力』
が働かないので
すぐに挫折してしまいます。
そのため、やるべきことは
なるべく『人と一緒』に
できるように、
人を絡めた『予定』を
入れるようにします。
すると、人との予定は
『約束』になり、計画倒れを防ぐ、
外部からの強制力になるのです。
究極の継続ワザ
もし、あなたが
「やっぱりダメ、続かない」
と自分の『三日坊主』を
責めているのなら、
それは違います!
『何もしないより、何かを始めた』
それができたあなたは素晴しいのです。
だから、その始められた自分に
自信を持って、
挫折したところから、
『もう一回、始めればいい』のです。
何度、三日坊主になっても
いいのです。
その度に、『再スタート』を
すればいいのです。
そしてその何度かの再スタートが
いつの間にか『習慣』に
なっていることは
よくあることなのです。
まずは、始められた自分に
自信を持ちましょう。